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山に、風に、宇宙(そら)に捧げる鎮魂歌

年度末からずっと、仕事関係で疲弊していた。鈴木宏昌さんの記事を更新する気力もなく、草臥れ果てていた。最近になって、ようやく今後の道筋が見え始めてきたところだった。そんな折、僕にとって、大切な方々がこの世を旅立たれた。横山菁児さん 7月8日永眠 享年82歳平尾昌晃さん 7月21日永眠 享年79歳そして、山川啓介さん 7月24日永眠 享年72歳特に平尾さんと山川さんは、時を置かずして訃報に接したので、仕事に疲...

鈴木宏昌とその仲間たち② 石川晶とカウント・バッファローズ

(承前)鈴木宏昌は昭和45年(1970年)、日野皓正クインテットを退団した。それから「海のトリトン」を作曲するまでの約2年の間も、鈴木は様々な活動を行っていた。ずっと編曲に専念してきた彼が、人に薦められて作曲もするようになった。裏方から、少しずつ表に出るようになっていった。そしてこの時期、鈴木がよく行動をともにしたのが、石川晶だ。1970~80年代を代表するドラム奏者だ。石川晶は昭和9年(1934年)生まれの昭和一...

鈴木宏昌とその仲間たち① 三羽烏と日野クインテット

それは、とても素敵な音楽を残したピアノ奏者の物語。その指先からは煌めくばかりの音が飛び出し、聴く者の心を躍らせた。たくさんの人と出会い、たくさんの人に愛され、その人生を全うするまで、たくさんの音楽を奏で続けた。そして、「コルゲンさん」の愛称で呼ばれたその人は、「海のトリトン」というアニメに永遠の命を吹き込んだ。その人が「海のトリトン」に託したのは血沸き肉躍る冒険心を奮い立たせながらそれでいて潮騒が...

寄り道 映画三題

今年、映画は豊作だった。もともとは「シン・ゴジラ」を観たかったのだが、時間が合わず、仕方なしに「君の名は。」を観た。公開してまだ間もない時期だったので、客席も割合すいていた。これが観て、いたく感動した。新海誠監督ならではの美しい情景描写、画面設計に見惚れさせられながら、前半の微笑ましいやりとりとともに、観客は楽しい時を過ごす。そして、その楽しさが当たり前のように感じられる頃になって、心をえぐられそ...

悪か正義か、正義か悪か トリトンはどこへ行きついたのか?

「海のトリトン」は作家富野由悠季の原点だ。善悪の主客をひっくり返した最終回は伝説となり、「ザンボット3」最終回、イデオン「発動篇」とともに僕のような人間の心の経典になった。ただし富野自身の評価は、いつものごとく批判的だ。制作過程の全てに関われなかったことについて、「作品に精液をかけられなかった」と、偽悪的な彼らしく、生々しい本能を迸らせた表現で悔やんだ。あこがれの手塚治虫の原作を戴き、それを素材に...

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