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イデオン総音楽集のこと


2009年の夏、キングレコードから「伝説巨神イデオン総音楽集」という4枚組のCDが発売された。この発売を受けて、アマゾンなどの販売サイトには、このサントラ盤を愛する多数のファンからのコメントが寄せられた他、様々なブログなどでも話題として取り上げられた。
いずれも、長らく廃盤であったイデオンのサントラ盤が再発売されたことを喜び、改めてこの音楽の素晴らしさを讃える内容だった。LPで6枚分くらいの音源を4枚のCDに収録したため、オリジナルの編成を相当に崩すことになった難点があったが、それも再発売された喜びの前には許さざるをえまいという意見が多数だった。
私自身、高校生の頃にこの音楽に出会ってから既に30年近く、この音楽を愛聴し続けている。恐らくこれからもそうであり、老人になったとしても聴き続けることだろう。そして、この音楽が埋もれることなく、これからも次の世代に聴き継がれてほしいという、相当に敷居が高いが決して不可能ではない夢も持っている。

イデオンの音楽は不思議だ。この音楽に出会えた人は、その魅力に取りつかれ、いつまでも忘れることがないし、ずっと聴き続けている。しかし、あまりに知名度が低いので、もしかしたらこの音楽を聴いている人は世間にほとんどいないんじゃないかと錯覚さえする。ところが、今回のようなことがあると、この音楽を愛する人が決して少なくなく、また自分とじように深い愛情を感じていることを教えられる。
イデオンの音楽を愛する人は、恐らく、皆が皆、もっとこの魅力が広く知られてほしいと願っている。ところが困ったことに、なぜかその魅力は限られた人の中でしか知られていない。やはりアニメ本体の知名度が局地的であることが最大の原因だろう。

イデオンの各サントラは、過去に4回、発売の機会があった。
最初はもちろん、LPであり、「イデオンⅠ」「イデオンⅡ」「イデオンⅢ(ドラマ編+一部BGM収録)」「交響組曲イデオン」「接触編」「発動編」「未収録BGM集」の順に発売された。
次に「Ⅰ」「Ⅱ」、そして「接触編」「発動編」をそれぞれ編集して各1枚のCDに収めたベスト盤として、初めてCD化された。残念ながらオリジナルの編成で全て発売するだけの商業的価値はないと判断されたわけである。1987年のことだ。
この発売当時、大学生だった私は思わず、キングレコードにオリジナルで発売してくださいと嘆願の手紙を書いた。するとキングレコードの方が(無記名だったと思う)「私もイデオンのBGMはアニメ音楽の最高峰と思いますが、残念ながらこの形式での発売が精一杯なのです」と丁寧なお返事をくださった。売れないかもしれないCDを、何とか発売までこぎつけたのですと教えてくださった。その時、わざわざお返事を下さったことを感謝するとともに、「イデオンの音楽を高く評価しているのは自分だけではないのだ」と改めて感じたことを記憶している。
その後、1993年に晴れてオリジナル編成でイデオンのサントラが再発売された。ただし、ドラマ編が主体である「Ⅲ」、印象の薄い「未収録BGM集」は除外されている。
これまでネットオークションで高額で取引されていたとされるのは、この1993年版なのだろう。この中で「Ⅰ」のみはまだカタログに現役で残っているが、他は全て廃盤の憂き目にあった。非常に残念なことだ。
知っている人は、とことん愛してしまう。しかし、その数が限られているから、常時カタログに生き続けることができない。それがイデオンの音楽だ。
私はこの音楽に生き続けてほしいと願う。まだこの音楽を知らない人が出会えるように、機会あるごとに発売されてほしいと思う。だから、私は過去の音源が全て手元にあるにも関わらず、総音楽集を買った。馬鹿馬鹿しいと思われようが、それがイデオンの音楽を愛する者の義務だと思うからだ。
もっと、もっと多くの人にイデオンの音楽の価値をわかってほしい。30年、ずっと思っていることだ。このまま埋もれてほしくない、誰もが少し調べればこの音楽を聴くことができる環境を守りたい。
そうするにはレコード会社にこの音楽に商業的価値があると認めてもらわねばならない。そのためにはCDが売れなければならない。ならば、何度だって再発されるたびに買ってやろうじゃないか、と、考えている。
幸い今回もマスタリングはきちんと行われており、音質も申し分ない。また、事情は全くわからないのだが、アマゾン、HMV、タワーレコードの販売サイトで、ほぼ全ての音源の視聴が可能という、ファンとしては涙が出るくらい嬉しい異例の措置が行われている。
もちろん、視聴できるのは各曲の一部なのだが、これならばイデオンを知らない人の耳にも気軽に届けることができる。もしもこの魅力に気付いてくれたら、定価4800円を払う価値があるかどうかは、寄せられたコメントに目を通してもらえれば参考になるだろう。
涙がでるくらい嬉しいというのは、この措置に「まだ知らない人も、イデオンの音楽に耳を傾けてください」という強い意志が感じられるからだ。
どうしてこんな思い切った措置がされたのだろうか。憶測だけならば、キングレコードの担当の方ががんばって、各販売サイトに働きかけたのかもしれない。その方も、イデオンの音楽の魅力の賛同者なのかもしれない。お話を聞きたいものである。
―できるものなら、なぜ全曲視聴可能という措置をとったのか、関係者の方々にその事情を伺いたい。その裏にある担当者の熱意を聞きたい。
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