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子宮頸がんワクチンの話

昨年の末に更新してから、もう半年以上が過ぎた。
アニメ音楽について、書き残したいことは多々あるし、今後も書き続けていくつもりだが、その前に触れておきたいことがある。
子宮頸がんワクチンについてのことだ。

子宮頸がんという病気は、ヒトパピローマウイルスというウイルスによって引き起こされる。このウイルスは性行為を介して感染する。女性も、男性も感染する。異性間でも、同性間でも、感染する。性行為に関係する部位、子宮頚部、陰茎、肛門、咽頭のがんに関係しているという。
しかしながら、感染した人の全員ががんになるわけではない。大半の人は感染してもがんにはならない。感染してもがんにならない人の方が遥かに多い。
それでも日本では毎年、1万人以上の人が、子宮頸がんに新たにかかっている。そして、毎年2700人ほどの人がこの病で命を落としているという。
ウィキペディア:ヒトパピローマウイルス
厚労省HP 子宮頸がんについて

世の移り変わりとともに、初めて性行為を経験する年齢が下がってきているものだから、子宮頸がんを発症する年齢も若くなってきているそうだ。20代、30代でこの癌にかかる人が少なくないらしい。
このヒトパピローマウイルス(HPV)の性行為による感染を予防し、ひいては子宮頸がんの患者数も減らすために開発されたのが、子宮頸がんワクチンだ。
平成26年現在、ワクチンは2種類ある。いずれも世界的な大規模製薬会社であるグラクソスミスクライン社(英国)のサーバリックスと、メルク社(米国 日本はMSD)のガーダシルだ。
他国では平成18年頃から接種が開始されている。日本の医師や役人も、世界の動きに乗り遅れぬよう、このワクチンを広めようと活発に宣伝に勤しみ、平成21年に厚労省に使用が認可された
一頃、このワクチンをうちましょうという宣伝がテレビでもよく放送されていた。平成23年の東日本激甚災害の後の自主規制の頃によく流れていた。
いずれのワクチンも、間をおきながら、計3回接種することになっている。
グラクソスミスクラインのHP
MSDのHP

このワクチンは本来、非常に高価だ。自己負担の場合、3回の接種で通常なら5万円前後はする。
しかし、平成24年、国は公的資金(要するに税金)を投入して、無料で接種できる制度を敷いた。これでワクチンを接種する人が一気に増えた。ワクチンの推奨接種年齢は小学校6年生から高校1年生相当の少女だった。
平成24年当時の新聞記事
当時のTVニュース
でも、なぜこのワクチンがわざわざ公的補助の対象になったのか、他にもワクチンは色々とあるのになぜか、疑問は提示されている。

さて、ここからが問題だ。
サーバリックスもガーダシルも、日本で接種が始まる以前から、海外でも副作用の被害を訴える声があった。
頭痛や腹痛などの痛みの症状や、計算ができなくなったりする知的能力の低下、手足の力が衰えていくなど、様々な症状がワクチンをうってから出たというのだ。
そのため、一時期、欧米でも「子宮頸がんワクチンの副作用」と問題になったらしい。
次の米国のニュース番組もその一つだ。
You Tube:米国でのワクチン関するニュース放送

この画像が日本のYou Tubeに登録されたのは平成24年1月30日だ。
ワクチンに対する公的補助が導入された時期、米国でこんなニュースが報道されていたという事実を知っていた人がどれだけいたのだろうか。
ワクチンの接種時に失神者が出たという話は、日本でも割と知られていたと思う。でも、それはあくまで一時のことと思われていた。いつまでも頭痛や腹痛が長引いたり、理解力が低下したり、けいれん症状で悩まされる副作用が存在するという話を知っていた人は、ネット閲覧に熱心な人だけだったらしい。
そうした人々の間では、「このワクチンはやばい」とささやかれていたそうだ。

しかし、英国でワクチンの安全性が問題視された時、同国の役所は「臨床試験で安全性は確認している」「年頃の女の子はワクチンの有無に関わらず、様々な体調の不良を訴えやすい。ワクチンをうっていない人と比べて、病気の発生数は変わらない」として、こうした症状を副作用とは認めなかった。
英国医薬品・医療製品規制庁の報告の要旨説明

やがて、日本でもワクチン接種が始まり、公的資金を投入しての補助制度が始まってワクチンをうつ人が増えると、副作用を訴える人が次々と現れてきた。
日本でも頭痛や腹痛や、記憶障害やけいれんなどを訴える少女たちが現れたのだ。
しかし、英国が先のような対応を既にしていたこともあって、「副作用ではない」「ワクチンとは無関係の症状だ」と、日本でも同じ対応がとられた。

色々と症状が出てきて病院で検査を受けても、普通の血液検査やCT写真では「ここがおかしい」という異常がみつからないのだという。その結果、「異常はない」と判定されてしまう。
しかし、それでも症状は続いている。少女たちとその親御さんは、幾つも病院を回って検査を受け、治療法を見つけてもらおうとするが、「この症状はこういう病気です」という診断がつかない。つけてもらえない。
検査をしても異常がない。でも、あそこが痛い、ここが痛い、気分が悪いと、思春期の少女たちが訴える。
すると、どうなるか? 医師はたいがい「内科の病気じゃないです。精神科へいってください」という返事をするのだ。
思春期うつなどの、精神の症状だというわけだ。
でも、副作用で苦しんでる少女たちは、がんばって学校に行こうとするし、受験勉強だって続けている。
けいれんを起こしながらも勉強を続けて、なんとか高校に合格した女の子の話も聞く。
うつ病とはむしろ気力が出ず、何もする気にならず、自己嫌悪に陥っていくような病気ではなかっただろうか。
少女たちはがんばる気力は十分にある。でも、痛みやけいれんで思うように動けないのだ。
だいたい、ワクチンをうってから出てきた症状なのに、診断がつかないから精神科と言われても納得できないのが普通だろう。
特殊な検査をしないとわからないような反応がワクチンによって起こっているという可能性もありえるのではないか。そう考えるのが当然だ。
そうした謎を解き明かすのも医学だと思うのだが、副作用ではないかと相談された医師の多くは「そんな必要はない」と答えたようだ。
まだまだ原因や治療法がわからない病気があるから、医師は研究をするのだろう? どうしてワクチンの副作用について、不明な点があるかもしれないから研究しよう、そうならないのか。

ワクチンをうってから身体の調子が悪くなった少女たちとその家族は、大変な人生の重荷を背負うことになった。
まだ人生の始まりのところで、体が思うようにならなくなった。
進学は? 就職は?
HPVに感染するどころか、恋愛だってできるかどうかわからない。
それなのに、ワクチンを勧めた役所は相手にしてくれない。
医師も味方になってくれないどころか、「ワクチンの評判を落とす」敵のような眼でみるのだ。
しかも、通学ができなければ、高校の場合は退学まで迫ってくる。
まるで世間の全てが彼女たちを見捨てて、敵に回ったかのようだった。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/151220
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/78083
http://www.kanaloco.jp/article/65368/cms_id/65159

風向きが変わったのが、平成25年の5月頃、各テレビがけいれんに苦しむ被害者の映像を報道するようになってからだ。
東海テレビのニュース
これでワクチンに対する国民の不安が一気に高まった。厚労省も慌てて「ワクチンをうちましょう」という推奨を中止することになった。
推奨中止を報道するニュース
厚労省HP
これでようやく、ワクチンの副作用について、真剣に医師や国が考えてくれるようになるかと期待が高まった。
しかし、結果は全くの期待外れだった。

医師も国も、「ワクチンは安全だ。世界各国で数えきれない人が既に接種している。日本以外の国は騒がずにワクチンをうっているのに、日本だけが大騒ぎしている」「ワクチンの副作用なんて存在しない。被害者と称する一部の人間が騒いでいるだけだが、ワクチンとは関係ない別の原因で症状が出ているだけだ」と反論した。

確かに大多数の人は、ワクチンをうっても問題がないのだろう。
でも、そんなことは当たり前の話で、ゴロゴロ副作用が出るようなワクチンだったら実験の段階でつまずくに決まっている。
確かに、けいれんを起こしているほどの重い副作用で悩まされている人は、日本でも全体から見れば少数だろう。
だからといって、それがワクチンと関係がないというのはおかしい。大勢の人にうっても問題がないからといって、副作用が存在しないということにはならない。どんな薬だって副作用はあるだろう? 病院で薬をもらったら説明書きがついてくる。風邪薬にだって副作用の説明がかいてある。
ワクチンだって薬の一種だ。副作用が存在しないなんて、普通ならありえないと考えるだろう。

サーバリックスもガーダシルも、刺激が強くて注射をしたところがとても痛むことが多いらしく、中には失神する人もいる。失神する人が他のワクチンに比べると多いことはさすが、医師も認めている。
しかし、失神を起こした後、次々とおかしな症状が出ているというのに、「それはワクチンと関係ない」「精神的な症状だ」と言い出す。
彼らは、「ワクチンをうってもうたなくても、そんな症状が出る人の数は変わらないから、ワクチンは無害で関係ない」という主張を、今にいたるも一貫して曲げない。
Aという症状の人の数が、ワクチンをうっているかどうかで変わらないなら、その症状はワクチンと関係ないという論法だ。
でも、それではその症状は何という病気なのですかという問いに対する答えはあいまいだ。ワクチンをうっている人と、ワクチンをうっていない人とで同じとされている症状は、本当に全く同じものなのか?
定義づけがあいまいな症状を比較しているのではないかという疑問がある。

ワクチンのせいで痛みが出てきたという人の治療をするために、全国の大学病院などに対策部門が設置された。でも、そこでは「痛みの原因は調べません。お薬で和らげることだけをします」という。
この方針自体がおかしすぎる。診断もせずに、その場しのぎで症状を抑えろということだ。
それで治療と言えるのか。
中には患者を詐欺よばわりするような冷酷で無神経な医師が、大学病院にもいるという。
http://vpoint.jp/feature/cervical_cancer/18516.html
副反応被害者報告集(PDF)

ワクチンは関係ない。
でも、よくわからない症状だ。
治療法はない。気長にみるしかない。
もうすることはないから、後は精神科へいってください。
-そして、精神科へいかなければ医者は怒り出すのだという。
よくわからないのだったら、わかろうと調べるのが医学だと思うのだが??
ワクチンによって引き起こされる未知の病気があるのではないかと、探ろうという意識はない。

海外ではとっくに大勢の人がワクチンを打っているとはいうが、副作用の訴えはそもそも海外から始まっている。
聡明で活発だった女の子たちが、ワクチンを打ってから原因不明の体調悪化で、日々の生活にも苦しんでいるという話はたくさんある。
外国でのサーバリックス副作用(記事紹介ブログ)

違うというなら、この女の子たちの症状は何なのだと問いただしても、「ワクチンと関係する証拠がない」というだけだ。
証拠探しこそ、医療の仕事ではないのか。

その一方で、ワクチンと副作用の関係を訴える医師も存在する。
ワクチンと線維筋痛症に関する意見を報道する記事
信州大学の調査結果を報道する記事
副作用の診断基準を作ろうという提案を報道する記事
こうした医師たちは、ワクチンと副作用の関連性を示そうとしてくれている。
ところが、厚労省の会議ではそうした医師が某かの研究成果を出すと、それは「信頼性に乏しい」などと却下する。
それだけではない。ワクチンと副作用の関連を厚労省の会議で訴え続けた医師を、厚労省は会議から排除している。
公に何も発言することなく、人事と予算をこっそりと動かすことによって、事の流れを支配しようとする、いかにも官僚らしいやり方だ。
2月26日の海外研究者と厚労省の「意見交換会」に関する記事

その一方で厚労省でワクチンの安全性や副作用との関連性を評価する医師たちの大半が、ワクチンを販売する製薬会社から講演料などを受け取っていることも問題視されている。
http://blogos.com/article/87663/
癒着云々という以前に、製薬会社の資金を得て活動している医師が、ワクチンに批判的な意見を述べることができるだろうか? 公平な目でワクチンを評価できるだろうか? 副作用を解明するための余分な出費を製薬会社に求めるような意見陳述ができるだろうか?

WHOは「このワクチンは安全なのだ」と宣言している。しかし、副作用についての見解は述べていない。副作用の存在については全く意見していない。無視していると言われても仕方がない。
WHOの見解を伝える記事

副作用にしても、痛み、理解力の低下、けいれんなどの症状が共通しているというのに、「一人一人、症状が全然違う、共通した病気ではない」といって相手にしようとしない。
英国の官僚が「サーバリックスとガーダシルは全く別の薬なのに、同じような症状が起こるのは不思議である」などと他人事のような発言をしている。それを厚労省の役人は会議の資料に嫌味のように載せている。
厚労省資料16頁目

ワクチンをうって体調を崩したのなら、どんな異常が起こっているのかを調べる。
ほとんどの人に問題がないのに、一部の人に起こるのなら、その人々の体質、遺伝子に特殊性がないかを調べる。
とにかく、どこに異常が、問題があるのか調べる。
原因が容易にわからないのなら、まだ未知の反応があるかもしれないと探っていく。
それが「科学的な対応」だと思う。厚労省やワクチンを支持する医師たちは、副作用に関する意見が出されると、頭ごなしに「根拠なし」と却下する。
海外の医師たちにしても、なぜ、そうした考えを持たないのか不思議なほどだ。統計学的な根拠しか示していない。
海外からの横やり

そうは言いながらも、日本独自の見解として、「ワクチンをうった時の痛みが悪い記憶になってストレスになり、このストレスが体や精神に異常をもたらしている」という判断がくだされた。
ワクチンという薬は本来、無害なのだが、注射の仕方が問題で、注射が痛かったからこんなことになったのだということだ。
ワクチンをうつことによって、異常が起こりうる。そう認めたことは、各国よりもまだ前に進んだ対応だと思う。だが、ワクチンの成分そのものに対する過敏症や免疫反応による異常はないと決めつけようとする。
ワクチンの成分そのものが特殊なせいで異常が起こり得るのではないか、という意見は頑なにはねつけている。

ワクチンの副作用について、研究が進められるべきだが、とてもそのような体制は生まれそうにない。
副作用を訴える側と否定する側が、互いを完全に否定しようとしている。
副作用被害者は医師の不誠実を、行政の怠慢を、そして両者の製薬会社との癒着をなじり、ワクチンを全く効果がない毒物と訴えている。中には完全に西洋医学を否定し、ワクチンそのものの存在を否定したり、むしろ不妊をもたらすものだとする極論まで出ている。
他方、医療界はワクチン反対者をカルト教団のような異常な考えの存在と敵視し、うわべでは副作用に対策を進めると言いながら、根本的には副作用などないと考えているし、原因を探ろうとする医師を表舞台から排斥しようとしている。

互いに己にこそ義があると唱え、相手の考えを真っ向から否定している。
患者と家族、そして医師と官僚。
互いに相手を憎み、叩き潰そうとしている。
イスラエルとパレスチナのように。
ウクライナのロシアを巡る対立のように。
なぜ、副作用をどうにかしよう、そしてワクチンでがんの撲滅もはかろうという意識が成り立たないのか、不思議でならない。
しかし、助け合って、よりよい道を歩むのではなく、敵を殲滅しようという憎悪の嵐しか僕には見えない。
そんなもの、物語の中だけであってほしかった。
今のままでは、誰も救われない。
本当に、救われる者が誰一人として、いない。
本当に、呪わしいほど、救いがない。
このままでは、滅びの道を歩むだけだ。
木村盛世女史の意見に賛同する。




ここまでアニメと関係がない文章を読んでくださった方々に、心から感謝します。

アニメ音楽の物語は続けます。

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