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[C37]

初めまして。
私はPUFFの末期に参加しており、富沢さんとは一度だけコミケでお会いしました。
今年で没後30年です。本当に凄い方でした。
  • 2016-02-15 23:53
  • 豆はんてん
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[C38] コメントありがとうございます

コメントありがとうございました(他の方にも色々とご意見いただきながら、お返事できておらず、申し訳なく思っております)。よろしければ思い出話など、記していただければ嬉しいです。
  • 2016-02-18 00:32
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花月舞に贈るラブレター 富沢雅彦「サイエンスワールドの舞姫」

引き続き、ガ・キーンについて。
NTT-X storeの紹介記事によると「『Gathering keen(集合して強くなる)』というフレーズから、『ガ・キーン』というタイトルがつけられた」と、いうことらしい。なるほど、そんないわれがあったのか。
因みに僕には猛と舞の合体名が「ツイン・クロス」と聞こえていたのだが、実は「スイート・クロス」という名前だったと知った。
Sweet cross・・・ですか? 男の子番組でスイート、っていうのも違和感ありありなのだが。男女の合体でsweet crossって、直訳すれば「甘い交わり」だよな。これでセックスを連想するなというのは無理がないか!? スケベ親父な僕がいけないのか!? でも、普通、そう思うだろ!?
誰だ、こんな名前をつけたのは。いけない考えになってしまうではないか。
こんな名前を堂々と子供向け番組で使用した東映動画、恐るべし。規制ゆるゆるの昭和の放送界、恐るべし。いい時代だったのだな。
男女の合体ヒーローと言えば、かの「ウルトラマンA」があるが、あれは素直に「ウルトラタッチ」だった。後世では「神魂合体ゴーダンナー」という洒落そのものの題名のアニメもあった(未見だけど)。

ガ・キーンの副主題歌「猛と舞のうた」もなかなか味わい深い逸品だった。
この稿を書き始めてから、ちょっとした「花月舞」萌えに陥っている僕なのだが、この歌を聴いていると「がんばれ、花月舞!!」という無駄な応援をしたくなって仕方がない。
渡辺宙明お気に入りのトランペットの前奏で始まるのだが、ゆっくりとしてテンポで歌われていく。映像では夕焼けを背景にガ・キーンの基地であるビッグフリーダムが大海原を航行する様、艦上の登場人物たちを静止画で描いている。この画面がなかなか空気感があっていい。特に最後の場面の花月舞の表情と仕草が実に愛らしい。
主題歌と同じく、作曲:渡辺宙明、作詞;浦川しのぶ、歌唱:堀江美都子+水木一郎の布陣。

みあげる空に はとが飛びかう
森にながれる 愛の歌声
この静けさを 破るのは誰 誰だ 誰なんだ
燃えるからだに 怒りをこめた
ふるえるからだに 祈りをこめた
男の根性 みせてやる
女のくやしさ みせてやる
二人の青春 お前に賭けて
戦いぬくぞ 勝利の日まで


最初は静かな曲調で始まるのだが、「この静けさを 破るのは誰 誰だ 誰なんだ」の部分で一気に盛り上がって熱い歌に変っていく。
実はこの歌、主導権を持っているのは水木一郎の方。それはこの「この静けさを 破るのは誰 誰だ 誰なんだ」の唱和で音程をあげて主旋律を歌うのは水木で、堀江は音程を下げて脇役に回っている。
まあ、男の子番組、ロボット番組だから当然なのかもしれない。
でも、どーして「女のくやしさ みせてやる」なのか。おじさんになると、この台詞はけっこう怖かったりする。何か恨みでもあったのか、浦川しのぶ。でも、「女の執念 みせてやる」も怖いしな。
渡辺宙明の音楽も、一聴、演歌すれすれの雰囲気があるのだが(堀江美都子の歌唱法の影響もある)、ヒーロー物らしい盛り上がりをみせ、最後に同時期に放送された特撮番組「超神ビビューン」の副主題歌でも用いられたトランペットの伴奏がはいってしみじと終わる。

小松原一男による花月舞の容姿は、ツンデレならぬデレツンであろうか。平常は微妙にたれ目(そこがいいのだが!!)の女子だが、戦闘時には吊り目の美女に変身するというものである。和田慎二のもはや古典マンガである「超少女明日香」に通じるものがあろう。平常は目元も長い前髪で隠れている、どこかもっさいが癒しの空気がみなぎる明日香が、いざ戦いとなると前髪がまくりあがって切れ長の美人に変るという。で、明日香の相方の男子は「(もっさい系の方が)かわいいなあ」と思ってしまうという。
二面性のある女性に男は弱いということか。

ところで、花月舞については過去に凄いラブレターを書いた人がいる。「サイエンスワールドの舞姫(プリンセス)」と題した長文を、アニメ同人誌「PUFF」に寄稿した人だ。
僕よりも一回り上の世代の人だ。30歳という若さでこの世を去ったと聞く。
名前は富沢雅彦と言い、今でも(恐らく僕のような過去にこだわっている)アニメ愛好家の口にのぼることもある方だ。
僕が中学生くらいの頃には、既に「PUFF」は廃刊となり、伝説になっていたように思う。僕も名前を聞いたことがあったかな、くらいしか知らない。だが、昭和30年代生まれくらいの、それも濃いアニメ愛好家の間ではたぶん、伝説なのだろう。そこによく寄稿されていたらしい。
「サイエンスワールドの舞姫(プリンセス)」は、PUFFに寄稿された文章らしい。これを赤星政尚という方が、90年代に「不滅のスーパーロボット大全」というムック本を編纂した折、ご遺族の同意をいただいて敬意をこめて再録したものだ。
ご遺族は実姉の五味洋子様で、WEBアニメスタイルの略歴紹介によると「未来少年コナン」の動画に参加、アニメ雑誌、書籍の編集者としても活躍されているとのこと。同WEBのインタビュー記事は2007年に始まり、今年で80回を迎える長期連載となっている。因みに五味氏が編集に関わった「また会えたね」は昔懐かしいアニメージュ文庫用に宮崎駿が描きおろしたルパンとクラリスの再会の絵物語だ(←訂正。未来少年コナン関連だった。「あれから4年・・・クラリス回想」と勘違い。2011.1.12記載)。ガ・キーンについては79回で触れられていた(http://www.style.fm/as/05_column/gomi/gomi79.shtml)。

img018.jpg

「サイエンスワールドの舞姫(プリンセス)」は上図のような詰め込んだ段組みのムック本の108頁から124頁にもおよぶ長文だ。まだ雑誌アニメージュすらなかった時代に、花月舞の魅力を熱く語っている。
今回、ガ・キーンに、花月舞に触れるにあたって、このような文章をしたためた(と言うよりもほとばしらせたというべきか)方がおられたということを書き記しておきたかった。
僕は先人に敬意を払いたい。
先人があったからこそ、僕たちは今の便利な時代を享受できる。
先人の活動があったから、今の時代、アニメは多様性を持ち、もはや個人の一生では全てを観終えることは不可能なほどの大量の作品が残されている。
人は、人の記憶から消えた時にこそ、真の死を迎える。
僕は富沢氏のことはこの文章と、夭逝されたこと以外は全く知らない。
でも、そういう人がいたのだということを、僕は伝えたい。
「不滅のスーパーロボット大全」についても、赤星政尚氏についても、いずれ触れてみたいのだが、富沢氏のこの文章がその後、復刻された形跡はなさそうだ。Googleで「サイエンスワールドの舞姫(プリンセス) 富沢雅彦」で検索をかけたが検索されなかった。「不滅のスーパーロボット大全」の刊行が1998年だから、既に12年の時が過ぎている。絶版と思っていたが、2010年11月19日の時点では、以下のHPで新品で?注文できる様子だ。
http://www.bk1.jp/product/01582933
僕の知っている富沢氏の文章は「サイエンスワールドの舞姫(プリンセス)」だけなのだが、せめて手元の「スーパーロボット大全」から転記をしたいとも思っている。しかし、けっこうな長文であり、またご遺族や関係者からなにがしかの許可をいただきたくべきだろうとも思っている。あるいはご遺族がいずれ、遺稿集を出版されないとも限らない。
遠い昔の話になってしまったが、大好きなアニメのことを語った人のことを、せめて僕は覚えていたい。


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初めまして。
私はPUFFの末期に参加しており、富沢さんとは一度だけコミケでお会いしました。
今年で没後30年です。本当に凄い方でした。
  • 2016-02-15 23:53
  • 豆はんてん
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[C38] コメントありがとうございます

コメントありがとうございました(他の方にも色々とご意見いただきながら、お返事できておらず、申し訳なく思っております)。よろしければ思い出話など、記していただければ嬉しいです。
  • 2016-02-18 00:32
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