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[C14] 風のノーリプライ

鮎川麻弥氏本人によりますと、当時EPの売上は7か8万枚でいうヒットでした。この記事に挙げられたほかの曲とEPの売上データは分かりませんが、一応ご参考まで。

[C15] ありがとうございます

kaito2198さん、いつもありがとうございます。「風のノーリプライ」は想像力をかきたてる、美しい詞と旋律に恵まれた曲だと僕は思います。阿母麗=アモレミオの指摘もありがとうございました。
  • 2012-12-04 23:48
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転換期のTime for L・GAIM

hooさんからコメントをいただいた。僕にとっては貴重な情報を教えていただき、感謝申し上げる。
で。
ご質問へのお答えは単純です。いい歌かどうかが僕にとっては大切です。カヴァーであるかどうか、つまり形式・様式によって、好き嫌いは決まらないですよね。
もしかすると、質問の意図とずれるかもしれませんが、蛇足の弁。
僕が評価しようがしまいが、hooさんにとって大切な歌なら、カヴァー曲であるなしに関わらず、それを高らかに「大好き!!」とおっしゃっていただくのが素敵だと思います。hooさんがその歌が好きだという気持ちが、僕の意見で変わるはずもないし、変える必要なんてないですよね。
僕自体が「アニメ音楽だから、価値はない」という価値観に真っ向勝負したいので、「カヴァー曲だから、価値がない」なんて、言いませんです、ハイ。
img097_convert_20111030003045.jpg
出典:重戦機エルガイム 主題歌EP MIO KING RECORD K07S-512

果たして、「エルガイム 〜Time for L・GAIM〜」は、予定では誰が歌うはずだったのだろう。もしかすると、小出広美だったのではないだろうか?
「ガンダム」の頃から、スター・チャイルドレーベルと日本サンライズ(当時)は、長期的な商品展開を共同計画するくらいの関係になっていた。スター・チャイルドはアニメに関する様々な企画LPを作製するとともに、新人歌手の登竜門として、アニメ番組を積極的に活用していた。
「ザブングル」の挿入歌でデビューしたMIOは、その成功を評価されて、次回作の「ダンバイン」の主題歌に起用された。
その「ダンバイン」の挿入歌「青のスピーチ・バルーン」と「水色の輝き」でデビューした小出広美。スター・チャイルドレーベルは、本来ならこの小出広美に「エルガイム」の主題歌を託したかったのではないだろうか。
「Hey you!」「わすれ草」の成功がお手本となって、「富野アニメの挿入歌で新人を起用し、うまくいけば次の作品の主題歌に抜擢する」という流れを、スター・チャイルドは作りたかったのかもしれない。実際、「エルガイム」から「Zガンダム」で、その流れは踏襲されていた。
「エルガイム」では挿入歌でなく、いきなり第二主題歌としての起用だったが、「風のノー・リプライ」で鮎川麻弥がデビューし、次回作の「Zガンダム」で「Z・刻をこえて」をまかされている。
もっとも、その次の「水の星に愛をこめて」でデビューした森口博子は、「ZZガンダム」の主題歌は歌わなかったから、僕の憶測もどこまで正しいことやら。まあ、予定通りに物事は進まないということだろう。
もっとも、森口博子はアニメの枠を超えて、バラドルとして十分な成功をおさめていた。成功したからアニメどころではなくなった、という事情もあったのだろうか。

話を戻して、小出の歌は、番組内でもプッシュされていて、「ダンバイン」の物語冒頭で「青のスピーチ・バルーン」が何度か流されていたし、確か「水色の輝き」も使用されたはずだ。もちろん、小出広美のデビュー曲の後押しのためである。提携関係の会社のために、きっちりと富野は仕事をしてみせたということだ(※1。
だが、たぶん、会社の期待ほどには成功しなかった。
人気が出なかった(EPがそれほど売れなかった)んだと思う(※2。
水原明子の悲劇、再びと言っては、支持者からお叱りを受けるだろうか?
悪い歌ではないと思うし、「スピーチ・バルーン、欲しいの♪」と歌う小出の声はけっこうかわいかった。きらいではない。けっこう好きだった。
でも、ごめんなさい。そこまでだった。それ以上の歌ではなかった。
かわいいだけなので、番組の顔である主題歌を歌うには、彼女の声では器量不足に僕にも思えた(※3。
で、実際に起用されなかった。
だから、もしかすると、MIOは本当は「エルガイム」を歌う予定がなかったのに、やむをえなく歌うことになった・・・・のか???
もし、小出広美が「エルガイム」の主題歌を歌っていたら、MIOのその後も変わっていた・・・のかな???
上記の憶測については全く、何の根拠もない。
同じ言葉を繰り返すが、取材すべきである。今、すぐに。
自分ではできないくせに、僕はそう主張する。



「エルガイム 〜Time for L・GAIM〜」は、MIOの恐らく最高音が聴ける歌だ。
歌詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、松下誠編曲の布陣。
言うまでもなく、当時の歌謡曲界では最高の布陣の一つだろう。MIOにとっては、ある意味、最高の贈り物だったかもしれない。
やはり、歌手にとって何が大事かといって、「持ち歌」ほど大事なものはない。それがあるかないかによって、運命が決まるとすら言ってよい。
毎年の紅白歌合戦。年を取ってからは、大晦日の楽しみになってしまった。
ベテラン歌手に期待するのは、新曲よりも、昔から馴染みの持ち歌だ(※4。そして、やはりよい作詞家、作曲家と一緒に仕事をした方が、よい持ち歌に巡り合える可能性が高くなる。
普通の世間的感覚があれば、MIOは「チャンス、きた-っ!!」と思ったことだろう。

歌詞GET Time for L・GAIM

ほとんどソラで歌詞を覚えている。
前回、僕はMIOの頂点は「Get it!!」だとしていた。それ以降の「エルガイム 〜Time for L・GAIM〜」をあまり評価していない文章を記した。
だが、思いだせば、何度も何度もこの歌を聴いて、下手くそながらもこの歌を歌っていたのだった。
僕はこの歌が好きなのだ。
でも、微妙なところで、僕はこの歌に最高点はあげていないようだ。
理由はいくつかある。
第一に、個人的なことだが、「エルガイム」放送時は大学浪人をしていたものだから、アニメ番組を見ていられる立場ではなかったことがある(※5。それ以後も、この番組の全編を見終えることなくここまできてしまっており、番組そのものへの思い入れが、他の富野作品に比べてすっぽりと抜け落ちてしまっているのだ。本編への思い入れの欠落が、微妙にこの歌の評価にも影を落としているのだと思う。
もう一点は、あながち的はずれではないと思うのだが、実は、この歌、素人には歌うには難しいからダメ、という理由だ。
MIOのベスト盤を聴いている時は、素直に「Time for L・GAIMはええなあ~」「MIOねえさんバリバリやなあ~」「やっぱ、ええ歌やで」と思えるのだが、いざ、自分が歌うとなると、冒頭の「誰か背中抱いててくれ」からして難しかったりする。微妙に音程が取りにくく感じられるのだ。ピアノで音を拾うと、かなり拾いやすいにも関わらず。
しかし、実際に歌ってみるとなると、「人がみてる 夢のようさ」のあたりでも、すっと音が出てきにくいもどかしさが感じられる。もちろん、MIOの歌で聴いていれば、そんなもどかしさは感じられないのだが。
それでもまあいい。歌えないことはないのだ。やればできるのだ。
しかし。
カラオケでこの歌に挑戦したことがある方なら、すぐにわかるだろう。やってもできないことが。
最後の最後、「L-GAIM」の高音が出ないんです!!!
最初に「この音程ならいけるかな?」なんて、甘いこと考えて歌っていると、最後でずっこけるんです!!!
めっちゃ高いんですよ、この音!!!!
出せねーわ、こんな高い音!!!!!
MIOだから、出せるんです。僕たちには無理です。
「夜の女王のアリア」(※6じゃないんだから、筒美さん。

それにしてもだ。
稀代の流行作曲家である筒美京平は、「どんな歌が売れるか」を熟知していたはずだ。彼の作曲した一般歌謡曲を聴き直している余裕はないのだが、基本的に「歌いやすさ」という点は守っているのではないか? なぜ、「エルガイム 〜Time for L・GAIM〜」ではこんな高音を持ってきてしまったのだろうか。

「アニソン音域チェック」というブログがあって、相当な高い音であることが示されている。
アニソン音域チェック

アニメだから、そして、実力のあるMIOだから、こっそり「高い音、使っちゃえ♪」と魔がさしてしまったのだろうか?
この最後の難関のために、MIOの歌唱は別として、僕の深層心理は歌そのものの評価を減点してしまっているのだろう。果たして、筒美との仕事はMIOにとって、吉だったのだろうか? 

「エルガイム 〜Time for L・GAIM〜」について、他の方の評価も知りたくてブログなどを検索していたら、コード進行について詳述している記事がみつかったので紹介する。楽譜が読めない僕にはチンプンカンプンだが。
アニソン泪橋
歌に触れた記事をもう一つ。
アニメの森

さて。
副主題歌の「スターライト・シャワー」は井荻(富野)が作詞を担当し、静謐な世界を描写している。非常に内面的な歌詞だ。

歌詞GET スターライト・シャワー

・・・改めて一読すると、何を物語っているのかすぐにはわからない、あまりに抽象的な内容になっている。僕は抽象的な表現の読解がまるでダメな人間なので(※7、解説しない方がよいと思う。僕では、中途半端な解釈しかできないだろう。どなたか、この歌詞の魅力について、解説してくださらないものだろうか。
ただ、前半の手探りの状態の中から解放されるかのような、「それが それが 今 スターライト シャワー」の展開は、好きだ。

さて、この歌も前述の通り、本来、大衆に好まれるような類のものではない。またもや井荻(富野)の暴走である。
筒美も「・・・・アニメの・・・歌詞なの?」と呟いたかもしれない。
筒美はMIOのLP第一弾でも井荻(富野)の歌詞に曲をつけている。膨大な作曲をしており、MIO関係の仕事を記憶しているかどうかは不明だが、筒美に井荻の歌詞に対する感想を聴いてみたいものである。
それにしても、この「スターライト・シャワー」もそんなに歌いやすい曲ではなかった。

ある意味、「エルガイム 〜Time for L・GAIM〜」にしても、「スターライト・シャワー」にしても、歌から溢れる印象は、中高校生向けというより、成年層以上の方が受け入れやすいものだ。
あるいは、スター・チャイルドは、この歌をMIOの転換期としたかったのかもしれない。そういう歌にしようと、筒美に依頼したのかもしれない。実際、LP第一弾である「スターライト・シャワー」は、MIOを「アニメ歌手」から脱皮させようという意図に溢れていたように思える。

話をまとめてみよう。
本当なら、スター・チャイルドは「エルガイム」の主題歌を小出広美に任せたかった。
でも、人気が出なかったので、もう一度、MIOに任せることにした。
ところが、本人の希望もあったかもしれず、もっと大人路線に持って行きたかったのに、またアニメになっちゃった。
ええい、「アニメでも大人路線」の曲を筒美にお願いしちゃった。
B面はお馴染の井荻(富野)にお願いしたら、もう純文学の世界にいっちゃって、中高校生どころじゃなくなった。結果として大人路線になった。
と、いう、僕の妄想で終わり。

けっこう、この2曲だけで話が進んでしまった。次回はベスト盤の後半に収録された歌について触れていきたい。



※1)律儀だな、と子供心に思ったことがある。初代「機動戦士ガンダム」でGアーマーやGファイターが発売された頃、物語の冒頭で何度か、ガンダムの合体シーンやGアーマーの飛行場面を、何かと理由づけて流していた。もちろん、ガンダムという物語の中で精一杯の新製品の宣伝をしたわけだ。中学生の僕にさえそうした事情は理解され、「広告主に配慮してんだなあ」と思ったものだ。



※2)たぶん、この歌を収録した音楽集LP「ダンバインⅡ」はそれなりに売れたと思う。挿入歌に関わらず、番組の支持者はLPを自動的に買っただろうから。だから、小出の評価はシングル(EP)の売り上げで評価されたのではないだろうか。もっとも、もしかすると、MIOの歌はLP「ザブングルⅡ」の売り上げまで予測よりも大きく押し上げたかもしれないが。
※3)まあ、「超獣機神ダンクーガ」の主題歌「愛よファラウェイ」の藤原真理(後のCCガールズ)という、ある種、衝撃的なまでに素人的な歌唱もあるので、この世は何があってもおかしくないわけだが。
※4)だから、和田アキ子には、やはり「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌ってほしい。


※5)いや、別にみてもいーじゃんという方もおられようが、僕はそーゆー状況だったのだ。たまにアニメ映画は観にいったけどね。
※6)モーツァルトの歌劇「魔笛」で歌われる歌の一つ。むちゃ高い音を出しまくる。鳥の声のよう。聴いている分には物凄く心地よい。


※7)だから、寺山修司の映画なんか、さっぱり意味がわからなかった。


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[C15] ありがとうございます

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