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湖川さんに捧ぐ熱い記事に魂を揺さぶられました。イデオンすごかったです。ジョー2の作画美しいですよね。今見るとよけいにその凄さが光ります。チト河内は、GSのハプニングス・フォーのドラマーです。70年代には拓郎のバックで叩いてたりしました。日本のロック人脈だと渋めですが大御所の一人かも。
  • 2011-09-30 09:07
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「あしたのジョー2」のこと その2


関西での「あしたのジョー2」はなぜか途中で失速し、現在は1カ月に1回、2話連続放送という状況になっている。まあ最終回まできちんと放送してくれればそれでいいのだが。
前回、TVアニメの「ジョー」は第一シリーズの方が知名度が高いだろうと書いたが、実のところはどうなのだろう。パチンコ「あしたのジョー」で使用されているのは「2」の画像だし、何年か前にauがメール画像に採用したのも「2」だった。第一シリーズの映像はあまりに時代的で、人物の輪郭も丸みも強く、今の嗜好にそぐわないのだろうか。
しかし、それでも「あしたのジョー」の歌とくれば、寺山修司作詞、作編曲八木正生、歌唱尾藤イサオの「あしたのジョー」をおいて、他にないといっても過言ではないと思う。それくらい、この歌は際立った存在感がある。

しかし、「2」をみて、改めてその歌に魅了された。確かに第一シリーズの「あしたのジョー」の主題歌映像の衝撃は唯一無二のものだが、「2」の第一主題歌「傷だらけの栄光」も名曲である。
「2」は恐らく日本のTVドラマを含めて最も早期にステレオ放送が導入された作品の一つであり、「傷だらけの栄光」の導入もその音的衝撃は際立ち、強い存在感を示すことに成功している。
主題歌の映像は当時のレベル(8ビットレベル?)のゲーム映像の雰囲気を取り込んでいた。今からみれば素朴かもしれないが、インベーダーゲームすらなかった10年前の第一シリーズの感覚と比べれば飛躍的に現代的に見えたものだった。

見上げれば星のように ちりばめた無数のライト 浮き上がったリングの上は
今日も七色の汗が飛ぶ・・・

作詞作曲荒木一郎、編曲後藤次利、歌唱おぼたけし。第一シリーズの「あしたのジョー」とはまた別に存在感の強い歌である。

光ってないTONIGHT 俺の命も わずかなこの瞬間にだけは
しかけられた花火みたいに 真っ赤に燃えあがっていく

個人的好みを言えば、若干意味不明の「光ってないTONIGHT」はおくとして、この「俺の命も わずかなこの瞬間にだけは しかけられた花火みたいに 真っ赤に燃えあがっていく」という歌詞が、矢吹丈の生きざまを端的に表わしていて、好きだ。

「2」は1980年~1981年の放送であるが、当時としては、またTVアニメとしても珍しいことだが、主題歌を3クール目から変更している。
「そんなの当たり前じゃん」というのは現代の感覚であって、当時は1年でも2年でも同じ主題歌で引っ張るのが普通だった。富野監督が「エルガイム」で主題歌を変えたのは画期的と思われたような時代だった。
そんな時代を「2」は早々と、力むことなく先取りして主題歌を変えた。しかもスローテンポなブルースに。破格だ。
「MIDNIGHT BLUES」は作詞作曲荒木一郎、編曲チト河内(・・・何者?)、歌唱も荒木一郎が担当している。
ささやくような荒木の歌で始まるのだが、通常の(当時の)ゴールデンタイムに流れるアニメソングとは一線を画する静けさに満ちた曲だった。主題歌の映像は廃墟で1人陽気に暇つぶしをするジョーの姿が映し出されている。一瞬、物語のクライマックスであるホセ・メンドーサ戦のTV放送の1シーンが(80年代のことだから走査線の入った映像でTV放送とわかる)挿入される。
歌は途中から陽気な色調に変わるが、映像と合わせて観ているとまるで燃えつきたジョーにささげる鎮魂歌のようにも聞こえてきて、さりげない寂しさを漂わせている。
監督の出崎統は、「燃え尽きた後も、次の日になればジョーはまた口笛を吹きながら歩き出す」という気持ちをもっていたようだ。この映像ももしかしたら、メンドーサ戦後のジョーを描いたものなのかもしれない。「燃え尽きたって、それでもジョーは飄々と生きている」という希望をこめたものなのかもしれない。
それでも、普通に解釈すれば、この歌は途中で陽気さが醸し出される分だけ、なおさらに死を予感させる。

お前の夢をみたよ 思い出がきこえる 俺の青春だった
お前の唄う MIDNIGHT BLUES・・・
(中略)
最後の締めくくりは「お前の熱さが 忘れられない」。荒木は強い強弱をつけて、この歌詞を歌いあげる。アニメソングから逸脱した、ライブハウスのような歌い方で。
こうして振り返れば、不自由なようで意外と80年代は自由だったのだとつくづく思う。今、こんな歌い方をして認められるだろうかと思ってしまうからだ。「番組にふさわしくない」の一言で歌いなおしさせられそうだからだ。

だが、「2」の本当の主題歌は実は上記の2曲では(恐らく)ないのだろうと僕は感じている。理屈は簡単で、歌詞の内容と、製作者のこだわりを考えれば、裏の主題歌は副主題歌である「果てしなき闇の彼方に」だろうと僕は感じている。

悲しい思い出を肩に隠して お前は歩き出す 1人きりの人生を
甘いなぐさめなど今は 背中にしみる筈もない
苦い涙がこぼれたら 気づかぬふりをしてやるだけさ

最後の1行、「苦い涙がこぼれたら 気づかぬふりをしてやるだけさ」にあふれる優しさが胸にしみる。
この副主題歌は作詞作曲荒木一郎、歌唱はおぼたけしであるが、編曲を前半は後藤次利、後半はチト河内に変えながらも、その静謐さは変ることなく、このTVシリーズの流れを支えた名曲である。
ここには第一シリーズで溢れている闘志、激情には程遠い、達観し、澄み渡った境地が感じられる。矢吹丈にとっては完璧な世界チャンピオンであるホセ・メンドーサですら、力石戦後の気持ちの整理をつけるためだけの、己の心の傷口を塗りつぶすためだけの存在でしかないのではないかと、僕に思わしめるのだ。

このアルバムにはやはり名曲である「美しき狼たち」他、名曲でひしめいている。ぜひ、耳にしてほしい。
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