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2011年3月11日を忘れない

あれから1年が過ぎた。
振り返りにしろ、励ましにしろ、これからを考えるにしろ、東日本激甚災害と原発大災害を主題とした番組が多数、放送されることだろう。
とはいえ、僕の住む関西で、僕の周囲で、改めてこの1年を振り返るという気運は高まっていない。多分、それは「他人事」なのだろう。
近親者や知人が被害に会ったわけでもなく、奉仕活動に参加するには遠すぎて、ただテレビやパソコンの画面を通した、映像としての体験しかないからだろう。
神戸や兵庫の方はまだしも、大阪の人間は阪神淡路大震災の記憶も風化しているかもしれない。
ただ、それでも僕に何ができるかは、僕自身で考えよう。
現在の政治家や官僚からは、人の心を動かそうという熱意や希望が伝わってこない。彼らに期待するのは無駄だとつくづく思った。
できることは教えてもらうのではなく、自分で考えようと思う。

大したことはできないにしても
僕にできることは、東北の物産を買うこと。
福島の産物も買うこと。
がれきの受け入れに賛成すること。
そして、関心を持ち続けること。
これくらいだろうか。これくらいなら、僕にも続けていくことができる。
目をそらし続けてはいけない。



あと、まちがっていることにはまちがっていると言おう。
愛知の福島産花火拒否と、京都の被災松護摩木拒否、福岡の福島応援店出店中止に共通する構図

『愛知県日進市で18日夜に行われた「にっしん夢まつり・夢花火」大会で東日本大震災の被災地応援のため予定されていた福島県産花火の打ち上げが、放射能を心配する市民の抗議で取りやめられたことがわかった。市などでつくる実行委員会などによると、大会では岩手、宮城、福島県産のスターマイン各1基を打ち上げる予定だったが、実行委は直前の17日、福島県産の1基分(80発)の不使用を決め、愛知県内の業者が製造した花火に替えた。「放射能をまき散らすな」といった電話やメールが相次ぎ、花火の放射線量の数値確認も間に合わなかったためだという。花火を製造した福島県川俣町の「菅野煙火店」を営む菅野忠夫さん(77)は「本当に悲しくなった。この夏も各地の花火大会に出荷したが、放射能の話は一つも出なかった」と話した。萩野幸三市長は「福島の方々に申し訳ない。市民の不安にも応える必要があった」と釈明した。(2011年9月20日00時11分 読売新聞)』

『東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」の松で作った薪を、「京都五山送り火」(16日)で燃やす計画について、大文字保存会(京都市)は断念することを決めた。保存会と京都市が行った薪の検査では放射性セシウムは検出されなかったが、放射能汚染を懸念する意見が相次いだためだという。送り火は、故人の名前などを書いた護摩木を燃やす、お盆の伝統行事。今年は、被災者らが薪に犠牲者の名前や復興への願いを書き込み、五山のひとつ「大文字」に奉納する計画だった。薪は計画の倍の約400本が集まったが、放射能汚染を不安視する声がインターネット掲示板や京都市などに寄せられ、保存会内でも「見送るべきだ」との意見があったという。保存会の松原公太郎理事長は6日、陸前高田市を訪れ、経緯を説明。薪に記された願いは写真に記録し、京都で護摩木に書き写して送り火に使うことにした。薪は8日夜、陸前高田市で「迎え火」としてたき、法要をする。松原理事長は「申し訳ない。被災地の思いにできる限り応えたい」と話している。放射線影響に詳しい松原純子・元原子力安全委員会委員長代理の話「原発から遠く離れた岩手県陸前高田市で、幹の内部にまで放射性物質が蓄積することはなく、誇大な不安だ。根拠のない不安をもとに計画を中止することは、むしろ不安をいたずらにあおることになる。(2011年8月7日20時47分 読売新聞)』

『東京電力福島第一原発事故の風評被害で苦しむ福島県の農家らを支援しようと、福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」で17日に予定されていた「ふくしま応援ショップ」の開店が、中止されることになった。出店を計画していた同市の市民グループ「ふくしまショッププロジェクト」に、「福島からトラックが福岡に来るだけでも放射性物質を拡散する」といったメールや電話が相次いだためで、同団体は新たな出店先を探すという。同団体によると、農産品の宅配を行う「九州産直クラブ」(福岡市南区)と連携し、マリノアシティ内の農産品直売所「九州のムラ市場」の一角で開業する予定だった。生鮮食料品の取り扱いをやめ、福島県の生産者から仕入れたジャムや梅干し、乾めんなどの加工品を販売する計画で、放射線量が国の暫定基準の10分の1以下であることが確認されたものに限る方針だった。
8月26日に出店を発表したところ、同団体などに「出店するなら不買運動を起こす」など、放射能に汚染された食品が福岡に持ち込まれることを不安視するメール十数件と電話が多数寄せられたという。今後、同団体は別の出店先を探し、通信販売を検討するという。同団体の石井洋平事務局長(31)は「出店の契約を交わしていた九州のムラ市場側から、受け入れ断念を通告された」と説明。「安全が確認されたものだけを販売する予定だっただけに残念。何とか福島の生産者を支援する方法を探したい」と話した。
これに対し、同市場は「契約は成立しておらず、双方の話し合いで白紙に戻すことになった」と反論している。(2011年9月8日12時23分 読売新聞)』

高度に放射性物質に汚染されているものを飛散させてはいけない。それは当然だ。
だが、どんなにわずかな放射性物質でも受け入れない、いや、とにかく「被災地からの物品など受け入れるな」という考えは理不尽極まりない。行き着く先は「汚染されているなら人でも出すな」ということになる。
それはつまり、被災した地域を排除し、見捨てることと一緒だ。「日本からなくなった存在」にしようとしているのと一緒だ。いや、「日本からその存在を消そう」としているのと一緒なのだ。
それは、「デビルマン」に描かれた、地獄絵図への第一歩だよ。



「情けは人のために非ず」
という言葉を皆さんもご存知だろう。他者を助けるということは、単なる美談ではなく、助けた人によって今度は自分自身が助けられることもあるという互助の精神を謳ったものだ。
逆に人に情けをかけない(助けない)ということは、同じことが起これば、次は自分が見捨てられるということだ。
激甚な原発事故が起こったとしても、福島は、日本の一部だ。見捨ててはいけない。福島は今も、常に、日本の国の一部なのだ。言ってみれば、家族か身内が大病を患ったのと一緒だ。
試行錯誤を繰り返しても、支え合う気持ちがなければ。

被災地のがれきを一切、受け入れないというのは、沖縄に米軍基地を「押し付けている」のと同じ構図だ。誰かに一方的に不利を押し付けている者が、いつまでも不利なものから逃げ続けられるとは限らない。不利な存在から逃げ続けた者は、いざ、自分にその順番が回ってきたら恐慌をきたして、安全な対処ができなくなることだろう。



人が、誰とでもわかりあえれば、受け入れあえれば―それは人の永遠の課題だ。それができないから争い事は常に絶えない。それを無意識にでもずっと感じていたから、つい富野はガンダムでニュータイプという概念を出してしまった。でも、「やっぱ、絵空事だよな」と自覚したから、ニュータイプは神棚にあげてしまった。
人はわかりあえないことの方が多い。この災害が、事故がなくても以前からそうだった。わかりあえないなんてことは、日常のそこかしこに転がっている。
だが、分かり合おうとすることは必要だ。
だが、厄介なのは、「分かり合いたくなんか、ない!!」という頑なさだ。
だが、「分かり合おう」「支え合おう」という意思表明は、続けていこう。

2011年3月11日。
1年前の悲劇を胸に、黙祷を捧げます。
合掌。
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